こんにちは、ギリホリカップルのMonicaです。
いつもとは少し違う、速報寄りの内容をお届けします。
2026年9月17日、オーストラリアの内務大臣(Minister for Home Affairs)であるTony Burke(トニー・バーク)氏が、移民制度改革の一環としてワーキングホリデービザに関する大きな変更を発表しました。
セカンドビザ・サードビザを目指しているワーホリメーカーにとってはかなり気になる内容だと思うので、現時点でわかっていることを整理してお伝えします。
セカンド・サードビザが「抽選制」に
まず、今回の変更は主に2年目(セカンドビザ)・3年目(サードビザ)のワーキングホリデービザに関するものです。
これまでは、指定された地域・職種で規定の日数を働けば、条件を満たした人は基本的にビザを取得できる仕組みでした。
今回の発表では、この仕組みが抽選制(Ballot)に変更されることになりました。
つまり、条件を満たしただけではビザがもらえるとは限らなくなるということです。
これが今回の発表の一番大きなポイントです。
労働条件そのものは変わらない
抽選制になるとはいえ、指定地域・指定職種での労働条件そのものはこれまでと変わりません。
| ビザ | 必要な労働日数 |
|---|---|
| セカンドビザ | 指定地域・職種で88日(約3ヶ月)以上 |
| サードビザ | セカンドビザに加え196日(約6ヶ月)以上 |
この条件を満たしたうえで、抽選(Ballot)に応募するという新しいステップが加わる形になります。
条件を満たしても、抽選に外れれば延長できない可能性がある、という点が今までとの大きな違いです。
年間の受け入れ上限数が設定された
今回の発表で特に驚いたのが、受け入れ人数に明確な上限が設けられるという点です。
| 新しい上限(Ballotの定員) | 前年度の実績 | |
|---|---|---|
| セカンドビザ(2年目) | 年間45,000件 | 約57,000件が承認 |
| サードビザ(3年目) | 年間5,000件 | 約31,000件が承認 |
特にサードビザは、前年度の約31,000件から5,000件へと大幅に削減される計画です。
これは実に84%近い削減で、サードビザを目指している方にとってはかなり影響の大きい変更だと言えます。
なぜこのタイミングでの変更なのか
今回の改革の背景には、海外からの純移民数(Net Overseas Migration/NOM)を抑えるという政府の方針があります。
Tony Burke氏は記者会見で、2026〜27年度に245,000人、2027〜28年度に225,000人まで純移民数を減らすという目標を掲げました。
住宅不足などの課題を理由に、移民の受け入れ規模そのものをコントロールする必要があると説明しています。
ワーキングホリデーメーカーの受け入れ枠も、この大きな移民政策の見直しの一部として調整されることになったというのが今回の背景です。
イギリス(UK)出身者は対象外
今回の記事を書くにあたって調べていく中で、ひとつ気になる情報がありました。
イギリス出身のワーホリメーカーは、この規定の対象から外れる可能性があるということです。
これは、オーストラリアとイギリスの自由貿易協定(Australia-UK Free Trade Agreement)に基づき、イギリスのワーホリメーカーはもともと指定地域での労働なしで2年目・3年目のビザを取得できる特別な仕組みがあるためです。
今回の抽選制がこの仕組みにどう影響するかは、まだはっきりと発表されていないようです。
日本を含む他の国のワーホリメーカーとイギリス出身者とは条件が異なる可能性があるという点は頭に入れておいた方が良さそうです。
現時点でわかっていないこと
正直にお伝えすると、今回の発表はまだ全体像がはっきりしていない部分が多いです。
- 抽選(Ballot)の具体的な応募方法・開始時期
- 現在すでにワーホリ中の人への適用タイミング(経過措置の有無)
- 実施にあたって議会の承認が必要な部分がどこまであるか
政府の発表によると、これらの変更は今後12ヶ月かけて段階的に導入していくとされています。
「発表された=すぐに全部変わる」というわけではなく、詳細は今後の政府発表を待つ必要があります。
セカンド・サードビザを目指している方へ
現時点でこの記事を読んで不安に思う方も多いと思います。
ただ、いくつか確認しておきたいポイントがあります。
① 労働条件自体(88日・6ヶ月)は今のところ変わらない
今すぐファームジョブを諦める必要はありません。
まずは条件を満たすことが引き続き前提になります。
② 詳細発表を待つ必要がある
抽選の具体的な仕組みがまだ発表されていないため、現時点で過度に心配しすぎる必要はないと思います。
③ 公式情報を定期的にチェックする
オーストラリア内務省(Department of Home Affairs)の公式サイトが最も正確な情報源になります。
今後の発表があり次第、記事も更新していく予定です。
まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年9月17日 |
| 発表者 | Tony Burke内務大臣 |
| 変更内容 | セカンド・サードビザが抽選制(Ballot)に |
| 労働条件 | セカンド88日・サード6ヶ月は変更なし |
| セカンドビザ上限 | 年間45,000件(前年約57,000件) |
| サードビザ上限 | 年間5,000件(前年約31,000件) |
| 背景 | 純移民数を2027〜28年度までに225,000人に削減する目標 |
| 注意点 | イギリス出身者は扱いが異なる可能性・詳細は今後発表 |
セカンド・サードビザを目指しているワーホリメーカーにとって、決して軽い変更ではありません。
ただ、まだ確定していない部分も多いので、今後の公式発表を一緒に注視していきましょう!
新しい情報が入り次第、またこのブログでも共有していきますね。
※本記事の情報は2026年9月20日時点のものです。制度の詳細は今後変更・追加発表される可能性が高いため、必ずオーストラリア内務省の公式サイト(immi.homeaffairs.gov.au)で最新情報をご確認ください。
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