こんにちは!ギリホリカップルのMonicaです。
タックスリターンの季節がやってきましたね!
オーストラリアでワーキングホリデーをしていると、
タックスリターンという言葉をよく耳にするのではないでしょうか?
このタックスリターンですが、実はメディケアという保険の
免除申請をすることで総支給額の2%が返金されるんです!
今回はそのメディケア税の免除方法について画像付きで詳しく紹介します。
メディケア(MES) とは?
メディケアはオーストラリア政府が運営する日本で言うところの国民健康保険制度です。
オーストラリア国民と永住者が対象となり、医療サービスや薬剤の補助を受けることができます。
ここで注意したいのが、ワーキングホリデーメーカーおよび学生ビザは
このメディケア制度を利用することはできません。
メディケアの資金は、主に所得税に上乗せされるメディケア税によって賄われているのですが、
この税金はオーストラリアで働く全ての人から徴収されています。
つまり、ワーキングホリデーメーカーは
健康保険の施しを受けられないのにも関わらず、税金のみ支払っているということ。
支払額は収入の2%ほどですが、塵も積もれば山となるですよね。
でもご安心ください。
この使えないのに支払っている税金は、申請をすることで免除されます!
申請方法について
申請方法は3種類あり、以下の通り。
・オンライン
・メール
・郵送
本記事では個人的に一番手っ取り早いと思っている
オンラインでの申請方法を記載していきます。
メールや郵送の方法は他の方が詳しく書いてくださってますのでそちらをご参照ください。
注意点として、取得自体は簡単ですが申請してから証明書を発行するまでに
最大8週間ほどかかることもあるようなのでタックスリターンの期間中に
間に合うよう余裕を持って申請することをおすすめします。
また、内容は予告なく変更される可能性もありますのでご注意ください。
事前準備
IHIサービスをmyGovにリンクさせる
MES(メディケア)の免税を申請するにあたり、
まずはIHI(Individual Healthcare Identifier Service)というサービスを
myGovのアカウントに紐付ける必要があります。
- myGovにログインし、“View and link services”をクリック
- Individual Healthcare Identifier ServiceのLinkをクリック
- 必要事項の記入をしてNextをクリックし、
身分証明(パスポートまたはオーストラリアの運転免許証)を提出
→私はパスポートを選択し、パスポート番号を入力しました(写真の提出はなし)
MESの申請
myGovへのIHIサービスのリンクが完了したらMESの申請に進みます。
4. “Go to MES dashboard”をクリック
(IHIサービスのリンク後、ログアウトしている場合はIHIサービスから画像5に進む)
5. “Apply for MES”をクリック
6. 注意事項の確認
→途中保存ができないため、申請を始めたら最後までやり遂げる必要があります
7. 申請期間の選択
→2024年度のタックスリターンは2023年7月〜2024年6月で申請が必要です
8. 個人情報の入力
→パスポート番号、パスポートの発行国(Japan)、姓名、性別、誕生日を入力
9. 連絡先の入力
→ オーストラリアの電話番号、Eメールアドレス、オーストラリアの住所を入力
10. 証明書の受け取り方法の選択
→オンライン上で完結するにはmyGov Inboxを選択
11. 質問事項に回答する
- オーストラリアに来る前の6ヶ月間を過ごした国
- 上記の国に住んでいた期間
- ベルギー、フィンランド、イタリア、オランダ、ノルウェー、スロベニア、
スウェーデン、イギリスで健康保険に加入している/していたか:No
- フィンランド、マルタ、ノルウェー出身で、オーストラリアに学生ビザで来ているか:No
12. 永住権を申請したことがあるか:No
13. 追加書類の提出(ない人もいるようです)
14. 申請完了
15. ダッシュボードからはいつでも申請のステータスが確認できます
あとはオンライン上で書類が作成されるのを待つだけ!
メールや郵送で申請すると申請フォームの記載や、JPという機関の承認印が必要になりますが、
オンラインだと申請自体はとても簡単だと思います。
オンラインに限らずですが、申請から書類が届くまでにかなりの時間を必要とする場合もあるので
早めに申請の準備をしておくとタックスリターンがスムーズに進みます。
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