明けましておめでとうございます!
ギリホリカップルのMonicaです。
ギリホリカップルは年明け早々からタスマニア内のチェリーファクトリーで働いています。
ファクトリーで働き始めて2週間が経った今、
チェリーファクトリーで働いてみて良い点、あんまりな点をシェアしていきます!
タスマニアのチェリーとは?
タスマニアチェリーと言われたらどんなイメージでしょうか?
タスマニアチェリーはダークチェリーという種類で、
日本で言うところのアメリカンチェリーのような赤黒く大粒な実が特徴です。
タスマニアはその気候と土壌条件が優れたチェリーの生育にとても適しています!
豊かな自然と世界一の水で作られた実は甘く濃厚かつ、すっきりとした酸味もあってジューシー。
パリッとした食感も最高で、ついつい食べ過ぎてしまうほど美味しい!
国際的にも高く評価されており、主にアジア市場で高値で取引されています。
タスマニアチェリーのシーズンについては、12月から1月にかけてピークを迎えます。
ファクトリージョブについて
タスマニアのチェリージョブは世界的にも稼げることで有名で、
チェリーシーズンが来ると世界中から「タスマニアドリーム」を掴むために
バックパッカーたちが仕事を求めてやってきます。
中でも工場内で作業を行う”ファクトリージョブ”は
長時間働けてビザの延長(セカンド、サード)もできることからワーキングホリデーメイカーに
人気のあるお仕事の一つとなっています。
ファクトリージョブの1日
7:00 お仕事開始
9:30 スモコ(15分)
12:30 ランチ(30分)
15:00 スモコ(15分)
18:00 お仕事終了
私たちのファクトリーは7:00からお仕事がスタート。
従業員の7割がソーティングと呼ばれる選別のお仕事、2割が重さを測ってパッキング、
残りがクールルームにチェリーを運んだり、箱を作ったりしています。
9:30と15:00にはスモコ(Smoking and Coffee)と呼ばれる休憩があり、
このスモコは時給が発生し、ランチは12:00からでこちらは無給。
私たちの働くファクトリーには1 Shift Chairというルールが存在し、
基本的にファクトリー内の作業は立ちっぱなしなのですが
ランチ終了後にはスモコ前か後の1シフトのみ椅子が提供されました。
気になるお給料は?
Hourly Rate: $28.26
Period: 28/Dec/2023 to 10/Jan/2024
Hours: 79.58
Gross Pay: $2,248.93
Net Pay: $1,911.59
私たちの働いているファクトリーは2週間に一度お給料が支払われます。
お給料の支払いはそこの会社によって異なりますが、基本的には1週毎または2週毎です。
カジュアル契約のLevel1なので時給は$28.26でオーバータイムはありません。
また、土曜日出勤についても時給は変わらない契約です。
上記に加え、会社からは$247のスーパーアニュエーション(年金)が支払われています。
長時間の労働になるのでこのお給料が多いかどうかは個人差があるかなと思います。
ただ、ほぼ毎日安定して仕事があるので安心感は大きいです。
ファクトリージョブのメリット
天候に左右されにくい
ファクトリーでのお仕事は屋根の下で行うため、外での作業がメインのピッキングのお仕事と比べると
天候による影響を受けにくく、比較的安定して働くことが可能です。
日焼けをしない
屋根の下での作業になるため、タスマニアの日差しを受けずに仕事をすることができます。
タスマニアの日差しは南半球一で、皮膚ガン患者も多いそう。
日焼けをしたくない人にはピッタリです。
時給制で安定した収入
ファクトリーでのお仕事は基本的に時給制で、労働時間も比較的決まっているため
おおよその収入が計算しやすく、生活のコントロールができます。
友達を作りやすい
チームワークが必要な作業が多く、会話のきっかけも多いため
友達を作るには良い環境と言えると思います。
ファクトリーは長時間労働のことが多いので、自然と仲間意識が芽生えます。
シーズンが決まっているので計画が立てやすい
これはピッキングも同様ですが、チェリーはシーズンが約1~3ヶ月と決まっているため、
学生やワーホリの残り期間が短い人なども働くことができます。
ファクトリージョブのデメリット
長時間労働
私たちが働いていたチェリーファクトリーもそうでしたが、
鮮度が重要なチェリーは収穫してから出荷までスピーディに作業する必要があるため、
基本的に8時間を超える長時間の労働となります。
また、立ちっぱなしのことが多く、足や腰が痛くなることもしばしば。
単調な作業
チェリーファクトリーでの主なお仕事はチェリーの選別とパッキングです。
長時間同じ作業を黙々とこなす必要があるため、飽きやすく好みがはっきりと分かれるかと思います。
私たちギリホリカップルは1週間で「もう次のシーズンはやらなくていいかな・・・」と
なりましたが友人は「ずっとファクトリーがいい!」と言っていました。
閉鎖的な環境と寒さ
日焼けをしないというメリットもありますが、ファクトリーは基本的に窓がなく閉鎖的な環境です。
また、チェリーの劣化を防ぐために室温が2~3°に設定されているため非常に寒いです。
私は特に寒がりなので、作業時はヒートテックに厚手のフーディ、ダウンを着ていましたが
それでも寒くて手足がかじかんでいました。
ただ、休憩時に外に出ると開放感に溢れるのでその感覚はクセになります笑
働ける期間が短い
チェリーのシーズンは1~3ヶ月程度のため長く働くことができません。
また、ファームの規模や作物の状態にもよるところがあるので自分が想定している期間を
全て働けるとも限らず、セカンドやサードビザの日数に満たない可能性も。
そのため、セカンドやサードを考えている方は働きながら次の働き先を探すことをお勧めします。
まとめ
タスマニア州のチェリーファクトリーでの仕事は、
特に短期間で収入を得たい人や安定して働きたい人にとって魅力的な選択肢です。
ただし、身体的な負担や季節限定の仕事であることを理解し、事前に準備をしておくことが重要です!
ファクトリー内の実際の様子については、
インスタグラムやTikTokに動画も載せているので気になる方は見てみてください!
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