オーストラリアで病院に行ってみた|無料通訳サービス「TIS」を使えば英語が苦手でも大丈夫!費用・流れを実体験レポート

現地生活

海外生活で「これだけは避けたいな」と思うことのひとつが、病院に行くこと。
英語で症状を説明したり、医師の話を聞き取ったりするのは、日常会話とはまた違う難しさがありますよね。

今回はそんな不安を抱えていたわたしが、オーストラリアの無料通訳サービスTIS(Translating and Interpreting Service)を利用してGP(一般診療医)を受診した体験をお届けします!

実際の費用や診察の流れも含めてまとめているので、ワーホリや留学中に体調を崩したときの参考にしてみてください。


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きっかけは2週間以上続く空咳

病院に行くことになったのは、2週間以上止まらない空咳がきっかけでした。

最初は「少し喉がイガイガするな」くらいに思っていたのですが、日を追うごとに悪化。
最終的には咳き込みすぎて吐いてしまうこともあり、「さすがにおかしいかもしれない」と感じるようになりました。

市販の咳止めシロップも試しましたが、あまり効果は感じられず。
以前、家族が「風邪だと思っていたらマイコプラズマ肺炎だった」という経験をしていたこともあって、このまま様子を見ているのも不安でした。
そこで、思い切って病院を受診することを決めました。


日本語対応の病院という選択肢もあるけれど

シドニーには日本語対応のクリニックがいくつかあります。
最初はそこへ行くことも考えましたが、気になる点がいくつかありました。

ひとつは、日本語対応クリニックでは通訳費がかかる場合があるという話を聞いていたこと。

もうひとつは、そういったクリニックのほとんどがシティ周辺にあり、わたしの住んでいる場所からは少し距離があること。
ちょうどホリデーから戻って仕事を再開したばかりで、出費はなるべく抑えたいタイミングでもありました。

そこで思い出したのが、以前タックスリターンの手続きで利用した無料の通訳サービスの存在。
「もしかして病院でも使えるかも?」と思い、近所のGPで利用できるか調べてみることにしました。


オーストラリアの無料通訳サービス「TIS」とは?

TIS(Translating and Interpreting Service)は、オーストラリア政府が運営する通訳・翻訳サービスです。
英語に不安を抱える移民や外国籍の方を対象に、24時間365日、無料で利用することができます。

対応言語は100以上あり、もちろん日本語にも対応しています。
病院や役所などの公的機関を中心に、さまざまな場面で活用されているサービスです。
政府が運営しているという安心感も、はじめて利用する際には心強いポイントです。

💡 注意点すべてのクリニックがTISに対応しているわけではありません。
利用を考えている方は、病院の予約時に「TISは使えますか?」と事前に確認しておくと安心です。


実際の診察の流れ

今回受診したGPはTIS対応との確認が取れていたので、予約を入れて受診しました。

診察室に入ったあと、医師に「TISを使いたい」と伝え、その場でわたし自身がTISに電話をかけます。
電話がつながると日本語通訳の方が会話に参加してくれる、という流れです。

診察の流れはこんな感じです。

① 私:TISに電話をかける
  ↓
② 私:日本語で通訳の方に症状を説明する
  ↓
③ 通訳:英語に翻訳して医師に伝える
  ↓
④ 医師:英語で診断・説明をする
  ↓
⑤ 通訳:日本語で私に伝える

「電話越しの通訳ってどうなんだろう…」と正直少し心配していましたが、実際はとてもスムーズでした。

会話が途切れるようなストレスもなく、むしろ医療用語もその場ですぐに翻訳してくれる通訳の方の専門知識に、感謝と安心感でいっぱいでした。

もし英語だけで診察を受けていたら、正確に理解できていなかった部分が確実にあったと思います。


診断結果:二次感染&百日咳に近い症状

症状を詳しく説明した結果、何らかの二次感染(Secondary infection)を起こしている可能性が高いとのことでした。
また、症状が百日咳(Whooping cough)に近い状態とも言われました。

診察では処方箋を書いてもらい、抗生剤(antibiotics)の内容・服用方法・副作用についても丁寧な説明がありました。
医療用語が多い内容でしたが、通訳を通してしっかり理解できたのは本当にありがたかったです。


気になる費用は?

今回かかった費用は以下の通りです。

項目費用
初診料$75
約30分のコンサルテーション料追加分
合計$130
TIS通訳料無料

通訳サービスは完全無料でした!
診察が終わると通訳の方はすぐに電話を切ってしまって、ちゃんとお礼を言う間もないくらいのスピード感でしたが(笑)、本当に助けていただきました。

また、わたしはBupa(民間医療保険)に加入しているため、後日一部がキャッシュバックされる予定です。
保険のキャッシュバックの流れについては、キャッシュバックがあり次第また別の記事で詳しく紹介しますね。


TISを使ってみて感じたこと

今回はじめてTISを利用してみて率直に思ったのは、「これは本当にありがたいサービスだ」ということです。

海外で体調を崩したとき、言葉の壁は想像以上に大きなプレッシャーになります。
特に医療の場では、症状の説明が不正確だったり、医師の説明を誤解したりすることが、そのまま治療の判断に影響しかねません。

TISがあれば、日本語でしっかり症状を伝え、医師の説明も正確に理解した上で治療を受けることができます。
費用もかからないので、「英語に不安があるから病院に行くのを後回しにする」という状況を防ぐことができます。


TISを利用する際のポイントまとめ

ポイント内容
サービス名TIS(Translating and Interpreting Service)
運営オーストラリア政府
料金無料
対応時間24時間365日
対応言語100言語以上(日本語対応あり)
利用方法病院でその場でTISに電話
注意点全クリニックが対応しているわけではないので事前確認を

まとめ

海外で体調を崩すのは誰でも不安なことですが、TISというサービスを知っているだけで、いざというときの心強さがまったく変わります。

「英語に自信がないから病院に行くのが怖い」と感じていた方も、ぜひTISの存在を頭の片隅に入れておいてください。
受診する前にGPへ「TISは使えますか?」と確認するだけでOKです。

オーストラリアでの生活を安心して楽しむためにも、こうしたサポートをうまく活用していきましょう🌿


※TISの利用条件・対応範囲は変更になる場合があります。最新情報はTIS公式サイト(tisnational.gov.au)でご確認ください。


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