こんにちは、ギリホリカップルのMonicaです!
先日オーストラリアの風邪薬についての記事を公開したのですが、
他にも使っている薬があれば教えて欲しい!との声をいただいたので
今回は私がオーストラリアで実際に使っている薬たちを紹介します!
※いずれも一般的な情報です。使用前はパッケージや薬剤師の指示を必ず確認してくださいね。
こちらで紹介した薬で起こったトラブルに関して一切の責任は取れませんので予めご了承ください。
オーストラリアで入手可能な薬の分類
オーストラリアの薬は大きく分けて3つのカテゴリに分類されています。
処方箋不要でドラッグストア、スーパーでも購入できる(風邪薬、解熱剤、ビタミン剤など)・S3薬(Pharmacist Only):
処方箋不要だが、購入には薬剤師との対話が必要(アレルギー薬や強めの鎮痛剤など)・処方薬(Prescription Only):
処方箋必須でまずは医師の診断が必要(抗生物質や精神安定剤など)
今回の記事では、オーストラリアの大手ドラッグストア(Chemist WarehouseやPricelineなど)で簡単に入手できるものをピックアップします。
🤧風邪、熱、痛み
Panadol(パナドール)
用途:解熱・鎮痛(頭痛、発熱、生理痛、風邪のときの痛みなど)
有効成分:Paracetamol(パラセタモール)
使い方と注意点
・大人は通常 1回500mg〜1000mgを4〜6時間おき に服用(24時間で最大4000mgまで)
・食前・食後どちらでもOK
・お酒を飲む人や肝臓に持病がある人は要注意
・風邪薬など他の薬にも「Paracetamol」の成分が入っていることがあるので、重複に気をつける
Nurofen(ニューロフェン)
用途:解熱・鎮痛(頭痛、筋肉痛、歯痛、生理痛、発熱、炎症を伴う痛みなど)
有効成分:Ibuprofen(イブプロフェン)
使い方と注意点
・大人は通常 1回200〜400mgを4〜6時間おき に服用(1日最大1200mgまで)
・食後に飲むのがおすすめ(胃への刺激を減らすため)
・カプセルタイプや速攻型(Nurofen Zavance)、子ども用シロップなども販売されている
・胃潰瘍や腎臓疾患、心臓に不安がある人は注意
・パラセタモール(Panadol)と作用が違うので、医師の指示があれば併用されることもある
→医師の判断を仰いでください
生理痛
基本的にはPanadolをおすすめしますが、私は生理痛で動けない時などは以下を使用しています。
Ponstan(ポンスタン)
用途:鎮痛・抗炎症(特に生理痛に処方されることが多い)
有効成分:Mefenamic acid(メフェナム酸)
使い方と注意点
・薬剤師に聞かないと買えない場合もある
・食後に服用するのが望ましい
・NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)なので、胃に負担がかかりやすい
・胃潰瘍や腎臓に不安がある人は注意
Naprogesic(ナプロジーシック)
用途:主に生理痛(月経困難症)の緩和
有効成分:Naproxen sodium(ナプロキセンナトリウム)
使い方と注意点
・大人は通常 最初に2錠(550mg)、その後は6〜8時間ごとに1錠(275mg) を服用
→最初から1錠でもいいと思います
・症状が出る前(生理が始まる直前)に飲み始めると効果が高い
・食後に服用するのがおすすめ(胃への負担を減らすため)
・NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)なので、胃に負担がかかりやすい
・胃潰瘍や腎臓・心臓疾患のある人は注意が必要
・他の鎮痛剤(Nurofenなどのイブプロフェン系)との併用は避けること
おまけ:Evening Primrose Oil(イブニングプリムローズオイル)
これは薬ではなくサプリメントですが、Evening Primrose(月見草)の種から抽出される植物油でγ-リノレン酸(GLA) という必須脂肪酸が豊富に含まれており、ホルモンバランスをサポートする作用が期待されており、特に女性の健康や美容系サプリとして人気だそう。
効果としては:
・PMS(月経前症候群)や生理痛の緩和
・更年期症状のサポート(ホットフラッシュや気分の揺れなど)
・肌トラブルの改善(乾燥肌や軽度の湿疹)
・ホルモンバランスを整えるサポート
まだ試したことがないので使ってみたいと思っています!
胃痛
Gaviscon(ガビスコン)
用途:胸やけ、胃もたれ、逆流性食道炎の症状緩和
有効成分:Alginic acid(アルギン酸)など
使い方と注意点
・食後や就寝前に服用
・錠剤(噛むタイプ)と液体タイプがある
→噛む方が飲みやすい!
・飲むと胃の中で膜を作り、胃酸の逆流を防ぐ
・長期間の常用は避ける
・胃痛が頻繁にある場合は医師に相談すること
腹痛、下痢
Imodium(イモディウム)
用途:下痢止め
有効成分:Loperamide(ロペラミド)
使い方と注意点
・大人は通常 最初に2カプセル、以降は1回ごとに1カプセル(1日最大8カプセル)
・効果はすぐに出やすい
・感染症由来(食あたりやウイルスなど)の下痢の場合は無理に止めない方がよい
・脱水症状にならないように、経口補水や水分補給を忘れずに!
🌷アレルギー、花粉症
Telfast(テルファスト)
用途:アレルギー症状(花粉症、鼻水、くしゃみ、かゆみ、蕁麻疹)
有効成分:Fexofenadine(フェキソフェナジン)
使い方と注意点
・大人は通常 1日1回180mg
・即効性があり、眠くなりにくいのがポイントだが運転などには注意
・飲んですぐに効果が出るわけではなく、体質によっては数日続けて飲むことで安定する
・空腹時の方が吸収がよい
Zyrtec(ジルテック)
用途:アレルギー症状(花粉症、鼻水、くしゃみ、かゆみ、蕁麻疹)
有効成分:Cetirizine
使い方と注意点
・即効性があり、鼻水・かゆみ・くしゃみ に強い
・人によっては少し眠気が出るので運転などには注意
🤨ニキビ、肌トラブル
Benzac(ベンザック)
用途:ニキビ治療用ジェル
有効成分:Benzoyl Peroxide(過酸化ベンゾイル)
使い方と注意点
・2.5%、5%、10% の濃度があり、症状の重さや肌質に合わせて選ぶ
→初めは2.5%からうすーく塗って使う
・刺激を感じる場合がある
・最初は 乾燥・赤み・かゆみ が出やすい
・妊娠・授乳中の使用は医師に相談
・強い刺激を感じたり肌が荒れる場合は使用を中止する
Thursday Plantationでスキンケア
ニキビが気になるときの日々のスキンケアにおすすめなのがThursday plantationのシリーズです。
殺菌効果の高いティーツリーオイルが配合されているのでニキビや肌の炎症にはピッタリ。
また、自然由来の成分なので肌への刺激も比較的少ないと思います。
ニキビが気になるときのお気に入りのルーティンはこんな感じ。
ニキビ用のジェルは匂いが結構強いので好みが分かれますが、私には効果が高いので使っています。
↓
Face Cream(ジャータイプ)
↓
Medicated Gel for Acne(ニキビ用スポットジェル)
❤️🩹まとめ
生理痛 →:Naprogesic / Ponstan
アレルギー : Telfast / Zyrtec /
下痢 : Imodium
胃酸・胸やけ : Gaviscon
ニキビ : Benzac
女性の健康サポート : Evening Primrose Oil
日本からの薬の持ち込みもできますが、現地でも調達することは可能です。
ただし、日本の薬より成分が強めなことも多いので、必ず用法・用量を守ること、心配なときは薬剤師に相談するのがおすすめです。
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