オーストラリアでのシェアハウス探し完全ガイド|タイプ別特徴とインスペクションの流れ

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こんにちは!ギリホリカップルのMonicaです。

オーストラリアにワーホリや留学で来る人がまず直面するのが、「どこに住むか」という問題。
ホテルやホステル暮らしも楽でいいけれど、長期滞在するならコスパの良いシェアハウス
が圧倒的に人気です。

でも「英語が苦手でどう探せばいいかわからない」「写真だけで判断していいの?」と不安になる人も多いはず。
この記事では、ワーホリ3カ国目で実際に現地で生活している筆者が、シェアハウスの探し方から内見(インスペクション)の流れまで詳しく紹介します!

シェアハウスとは?

まず、シェアハウスと聞いてどんな家を想像しますか?
シェアハウスとは基本的には複数の人が1つの家やユニットを共同で借りる住まいのこと。
家賃が高額なオーストラリアでは、学生やワーホリに限らずローカルの若者まで幅広く利用しています。

光熱費(電気・水道・Wi-Fi)が家賃に含まれていたり、家具付き物件も多いため、スーツケース1つで新生活を始められるのが魅力です!

シェアハウスの探し方

オーストラリアではシェアハウスを探す場合は不動産屋を通さずに、個人で直接探すのが一般的です。
以下のようなサイトやアプリを使って見つけます。

主な検索サイト・アプリ

  • Flatmates.com.au (オーストラリアのシェアハウスサイト)
  • Facebook Marketplace / Facebook Groups (例:Melbourne For Rent)
  • Gumtree (世界中で利用されている英語掲示板サイト)
  • 日豪プレス・チアーズなどの日本語掲示板
< 検索のポイント >

・ 家賃(Rent)は週単位(per week)表示が基本
・「Bond(保証金)」や「Bills included(光熱費込み)」かなどをチェック
・「Furnished(家具付き)」の有無も確認しておこう

シェアハウスのタイプと特徴

シェアハウスといっても、実はいくつかのタイプがあります。
自分の性格や生活スタイルに合った部屋を選ぶことが大切です。

ルームシェア (Room Share)

  • 1つの部屋を2人以上でシェア(シングルベッドが2つや2段ベッド)
  • 家賃は安め($150〜$250/week)
  • 友達ができやすい反面、プライバシーは少なめ

📝 ポイント:
ルームメイトとの相性や生活リズムによってかなり生活環境が左右されます。
筆者も過去に住んだことがありますが、少し神経質な部分があるのでルームシェアは向いていませんでした・・・

オウンルーム (Own Room / Private Room)

  • 自分専用の個室(キッチン、シャワーは共用)
  • 家賃は立地によりかなり差がある($250〜$400/week)
  • 勉強やリモートワークをしたい人におすすめ

マスタールーム (Master Room / Ensuite)

  • 家の中で一番大きな部屋
  • 収納スペースが広く、専用バスルーム付き(Ensuite)の場合も多い
  • カップルや2人暮らしにも人気
  • 家賃は2人で割ると考えると安め($350〜$600/week)

📝 ポイント:
カップルならバスルームのついたマスタールームがおすすめ!
部屋自体の価格は通常のオウンルームより少し高めですが、二人で割ると考えるとかなり割安になります。

スタジオ (Studio)

  • キッチン・バスルーム付きの完全個室タイプ
  • 家賃は高め($400〜$700/week)
  • 日本でいうところのワンルームマンション

📝 ポイント:
寝室・キッチン・リビングがすべて1つの空間にまとまっていることが多く、料理をすると匂いが気になったり、来客時にプライバシーが保ちにくく感じる場合も。ただ、掃除が楽なので個人的には結構好きです。

ユニット (Unit)

  • スタジオに似ているが、独立したキッチン・寝室・バスルームがある物件
  • 家賃高め($400〜$700/week)

グラニーフラット (Granny Flat)

  • 一軒家の裏庭にある独立型の小部屋
  • 静かで落ち着いた環境を好む人に人気
  • 家賃は高め($300〜$600/week)

📝 ポイント:
基本的にバスルームとトイレは付いていることが多いですが、キッチンが付いているかは要確認。
プライバシーを保ちながらもメインハウスに住んでいる住人とも交流ができるのでおすすめ。

インスペクション(Inspection)の流れ

気になる物件を見つけたら、オーナーにメッセージで連絡を取って内見を予約します。
内見なしで契約するのはトラブルのもと!必ず内見するようにしましょう。

メッセージが返ってこない・・・なんてこともしばしばあるので、気になったらまずはとにかく連絡を取ってみてください。

1. オーナーに連絡

気になる物件を見つけたらメッセージを送ります。

例)
Hi, I’m interested in your room. Is it still available?
When can I come for an inspection? Thank you, Monica
こんにちは。お部屋に興味があります。
まだ空いていますか?いつ見学できますか?

2.  実際に訪問して確認

家や部屋の清潔さ・ルール・共用スペースをチェック。
フラットメイトの人数や雰囲気も聞いておくと◎。

チェックポイント

  • 家賃、ボンド(保証金)、光熱費の有無、Wi-Fi
  • ミニマムステイや退去前の事前連絡(Notice)の期限
  • 掃除やゴミ出しのルール
  • オーナーが同居しているかどうか
  • 特別なルールの有無(洗濯の回数制限、シャワーの時間の制限など)

3. ボンドとレントの支払い

家の条件が気に入ったら契約をします。
入居前に支払うお金は主にこの2つです。

  • Bond (保証金):相場は家賃の2週間分で最大4週間分まで(ない場合もある)
  • Rent (家賃):1〜2週間分を前払い

退去時に部屋をきれいに保てていれば、Bondは全額返金されます。

📝 ポイント:
Bondを支払う際、鍵がいつもらえるのか確認しましょう(Bondを払う際にもらえると確実)
また、現金で支払いをする場合はレシートをもらっておくと安心です。

4.  入居!

契約が終わったら、入居日を決めて引っ越し。
多くの物件は家具付きなので、即入居も可能です✨

⚠️ 注意点
  • 家賃が安すぎる物件、リビングシェアには注意!(詐欺や違法シェアの可能性あり)
  • 現金払いの場合は必ず領収書をもらう(家賃や保証金を払った証明)
  • Inspectionなしで契約しない!
    物件が存在しなかったり、写真と実際の部屋が全然違うことも…!

よく使う英単語まとめ

英単語 意味
Rent 家賃
Bond ・ Deposit 保証金
Inspection 内見
Bills included 光熱費込み
Furnished / Unfurnished 家具付き / 家具なし
Flatmate ・ Housemate 同居人
Vacancy 空き部屋
Notice 事前連絡

まとめ:焦らず、自分に合った部屋を選ぼう

オーストラリアでのシェアハウス探しは、最初は不安もあると思いますが慣れていきます!

人によって条件(家賃、シティまでの距離、シェアメイトの人数など)は様々。
重要なのは「自分がどんな暮らしをしたいか」をイメージすることです🌿

  • 必ずInspection(内見)をすること
  • 家賃・ルール・環境をチェックすること
  • わからない部分や気になる部分は細かく質問すること

これを押さえれば、安心して理想の住まいを見つけられるはずです。
シェアハウス生活は、英語の練習や国際交流のチャンスにもなりますよ!

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