ワーホリ前に知っておきたい10のこと|ビザ・お金・心構えまで経験者が解説

ワーホリ準備

「よし、行くぞ!」と決めてから出発までの期間って、ワクワクしながらも「何を準備すればいいんだろう」と不安が入り混じる時間ですよね。

わたし自身、ニュージーランド・カナダ・オーストラリアと3カ国でワーホリを経験しました。
最初の渡航のときは、手探りで準備を進めて「あのとき知っていれば…」と思ったことが正直いくつかありました。

この記事では、そんな経験をもとに「出発前に知っておいてよかった」「もっと早く知りたかった」と思う10のことをまとめています。
これから準備を進める方の参考になれば嬉しいです!


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ビザの申請は早めに、でも焦らなくて大丈夫

オーストラリアのワーキングホリデービザ(サブクラス417)は、オンラインで申請するeVisa形式です。
申請はImmiAccountというオーストラリア政府のオンラインシステムから行います。

申請料金は670豪ドル(2026年時点)で、クレジットカード払いのみ対応しています。
審査にかかる期間は早ければ即日〜数週間、書類に不備があると1ヶ月以上かかることもあります。

ひとつ安心してほしいのは、ビザが発給されてから1年以内に入国すればOKということ。
焦って準備が不十分なまま渡航するよりも、しっかり準備を整えてから出発するほうが絶対にいいです。
早めに申請だけ済ませて、あとは準備に集中しましょう。

なお、渡航前にパスポートの残存有効期限も確認を!
ビザの有効期間はパスポートの期限に左右されるため、残り1年未満の場合は先にパスポートを更新しておくことをおすすめします。


持参する資金の目安を知っておく

入国時に一定の資金を持っていることが求められます。
オーストラリア政府公式の目安は約5,000豪ドル。
現地で仕事が見つかるまでの生活費として考えると、日本円で50〜60万円程度は手元にあると安心です。

ただし、これはあくまで「最低ライン」。
最初の1〜2ヶ月は仕事探しや生活セットアップで出費がかさむことが多く、また、初めてのワーキングホリデーであればできれば80〜100万円を目安に持って行けると余裕が生まれます。

わたしが経験して感じたのは「最初の資金に余裕があると、焦らず仕事を選べる」ということです。
お金に追い詰められた状態で妥協して仕事を選ぶと、後悔することもあります。
準備期間中にコツコツ貯めておくことを強くおすすめします。


海外対応のクレジットカードと国際キャッシュカードを準備する

現地に行ったら現地の銀行口座を開設しますが、念の為、現地通貨を引き出せたり現地で使えるカードがあると安心です。

  • 海外対応クレジットカード(Visa or Mastercardが使いやすい)
  • 海外キャッシュカード or デビットカード(現地ATMで現地通貨を引き出せるもの)

Wise・Revolutのような海外送金・決済サービスも、両替手数料を抑えられるため人気があります。
日本にいるうちに複数枚用意して、万が一紛失した場合に備えるのがベストです。

海外旅行保険は「必須」と思って加入する

「若いし健康だから大丈夫」と思いがちですが、海外では日本の健康保険は使えません。
風邪をこじらせて病院に行っただけで、数万円の請求が来ることもザラにあります。

オーストラリアでのワーホリ中は、海外旅行保険または留学保険への加入が強く推奨されています。
1年間の長期プランで比較検討してみてください。

「保険料がもったいない」と思う気持ちもわかりますが、いざというときに保険があるかどうかで、現地での安心感がまるで違います。出発前に必ず加入しておきましょう。

💡費用を抑えたい場合:

わたしたちは保険の費用を抑えるために、渡航後最初の3ヶ月はクレジットカードの付帯保険(航空券を購入したい際に付保されるもの)を使用し、渡航後はオーストラリアでBUPAという現地の保険会社のワーホリ向けプランに加入しました。詳しくはまた記事にします。


英語は「完璧」じゃなくていい、でも準備はしておく

「英語が話せないから不安…」という声はよく聞きます。
でも、わたしの経験から正直に言うと、日常会話レベルの英語があれば、生活も仕事もなんとかなります。

ただ、本当にゼロの状態で行くと最初の1〜2ヶ月がかなりしんどいのも事実。
仕事の面接、家探し、スーパーでのやりとり…すべてが英語です。
渡航前に簡単な日常フレーズや面接でよく使う表現を練習しておくだけで、現地でのスタートがずいぶん楽になります。

アプリや動画を活用して、スピーキングに慣れておくのがおすすめです。
「話せるかどうか」より「話そうとする勇気」がワーホリでは大切だと、3カ国の経験を通じて感じています。
間違っててもいいのでとにかく話してみてください。


最初の滞在先は「仮」で決めていい

「住む場所が決まっていないと不安」という気持ちはよくわかりますが、最初の1〜2週間はAirbnbやバックパッカーで十分です。

現地に着いてから動いてみると、「思ってたエリアと違う」「もっといい物件があった」ということが普通に起こります。
渡航前に長期の家を決めてしまうと、身動きが取りにくくなることも。

また、絶対にインスペクション(内見)には自ら足を運ぶようにしてください。
オンラインで内見できるところもありますが、渡航してみたら詐欺だったなんてこともありえます。

まずは短期滞在の宿を1〜2週間予約しておき、現地で情報を集めながら住む場所を探すスタイルがおすすめです。

タックスファイルナンバー(TFN)は到着後すぐに申請する

現地で働くために必要なのがTFN(Tax File Number)、いわゆる納税者番号です。
日本でいうマイナンバーのようなもので、これがないと正規の給与が受け取れなかったり、税金が割増になったりすることがあります。

TFNはオーストラリアに入国後、オンラインで無料で申請できます(オーストラリア税務署・ATO公式サイトから)。
発行まで約28日かかることがあるため、仕事が決まる前に早めに申請しておくのがポイントです。

銀行口座の開設とあわせて、到着後の最初の週にやることリストに入れておきましょう。


セカンドビザの仕組みを出発前に知っておく

オーストラリアのワーホリは、条件を満たすと2年目(セカンドビザ)・3年目(サードビザ*へ延長できます。

セカンドビザの取得条件は、政府指定の地方エリアでSpecified Work(農業・漁業・建設など)を88日以上行うこと。サードビザはさらにセカンドビザ期間中に6ヶ月の指定業務が必要です。

「最初からセカンドを狙うつもりはない」という人でも、現地で気が変わることはよくあります。
いざそのタイミングになってから慌てて調べるより、どんな仕組みかを頭の片隅に入れておくだけで選択肢が広がります。


「目的」はゆるくていい、でも持っていく

「ワーホリに行く目的は何ですか?」
と聞かれると、ちゃんとした答えを用意しなきゃと思う人もいるかもしれません。

でも、目的は「英語を少しでも上達させたい」「貯金しながら旅したい」「とにかく視野を広げたい」くらいの温度感で十分だと思っています。

「何かひとつ、滞在中にこれだけはやりたい」というものを持って行くだけで、ワーホリの充実度がまったく変わります。
どんな小さなことでもいいと思います。例えば「カフェを10軒は訪れてみたい」「サーフィンをしてみたい」「ミートアップに参加してみたい」などでもいいと思うんです。それらをしていくうちに大きな目的や目標が見えてくるかもしれません。

わたし自身も、3カ国それぞれで「目的」の持ち方が少しずつ変わっていきましたが、何かしら目的を持って動いた期間のほうが、振り返ったときに濃い記憶として残っています。


うまくいかない時期があることを知っておく

最後はちょっとだけ現実的な話を。

ワーホリにくる人たちに話を聞いていると、特に最初の1〜2ヶ月は「思ってたのと違う」「仕事が見つからない」「ひとりが寂しい」と感じる時期が来ることが多いです。
SNSでは楽しそうな投稿ばかり目に入りますが、みんな多かれ少なかれそういう時期を通ってきています。

大切なのは、そこで諦めないこと。うまくいかない時期は、慣れるための時間だと思って過ごすこと。
だいたい2〜3ヶ月もすると、生活のリズムができて、仲間も増えて、だんだん楽しくなってきます。

ホームシックになる人も、ならない人もいます。みんな人それぞれ。
でも今振り返ると、しんどいかもなという時期があったから後の経験がより濃くなったと思っています。
そんな時期や思い出も含めてワーホリです。


まとめ

今回の10のことを振り返ります。

  1. ビザは早めに申請・パスポートの期限も確認
  2. 持参資金は最低5,000AUD、余裕を持って準備
  3. 海外対応カードを複数枚用意する
  4. 海外保険は必ず加入する
  5. 英語は完璧でなくていい、でも準備はしておく
  6. TFNは到着後すぐに申請する
  7. 最初の住まいは仮でOK、現地で探す
  8. セカンドビザの仕組みを把握しておく
  9. 「目的」はゆるくていいから持っていく
  10. うまくいかない時期があることを知っておく

準備を重ねるほど、現地でのスタートがスムーズになります。
でも、完璧に準備してから行こうとすると、永遠に出発できません(笑)。
ある程度準備できたら、あとは飛び込むだけです。

オーストラリアでの1年が、あなたの人生の大切な1ページになることを願っています🌏


※ビザの申請費用・条件は変更される場合があります。最新情報はオーストラリア内務省の公式サイトおよびオーストラリア大使館のウェブサイトでご確認ください。

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