【テンプレート付】英語のレジュメ(履歴書)の作り方【オーストラリア】

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こんにちは!ギリホリカップルのMonicaです。

オーストラリアでワーキングホリデーとして働くためにはいくつか準備しておくものがありますが、
中でも履歴書(Resume)は、採用担当者に自分をアピールための重要なツールです。

特にオーストラリアでは簡潔で分かりやすいレジュメが好まれ、
日本の履歴書とは形式やアピールポイントが異なるため、現地の文化に合わせた工夫が必要!

今回は英語でのレジュメの書き方と私が実践している採用されやすいコツをお伝えします!

📃日本とオーストラリアの履歴書の主な違い

オーストラリアやニュージーランド、カナダといったワーキングホリデーの定番国と日本とでは、
履歴書の書き方に大きく分けて以下のような違いがあります。

特徴として、オーストラリアなどの国では見た目や生い立ちなどによる差別を防ぐため、
顔写真は貼らず、家族構成や国籍などの個人情報は記載しない場合がほとんどです。

フォーマット

  • 日本: 決まったフォーマット(市販の履歴書)
  • オーストラリア: 自由な形式で自身で作成

写真の有無

  • 日本: 顔写真がほぼ必須
  • オーストラリア: 基本的には顔写真はつけない

個人情報の記載

  • 日本: 性別や年齢、国籍、婚姻状況などを記載する場合がある
  • オーストラリア: 性別や年齢、国籍、婚姻状況などは記載しない

学歴・職歴の順番

  • 日本: 古いものから時系列で記載
  • オーストラリア: 新しいもの(現在の就業先)から順に記載

内容の重点

  • 日本: 学歴や職歴を中心に記載し、志望動機や資格が重要視される場合がある
  • オーストラリア: 職歴やスキル、具体的な業務内容、成果などが重要視される

履歴書のボリューム

  • 日本: 1ページに収まることが多い
  • オーストラリア: 2~3ページ程度になる場合もしばしば

    自己PRの形式

    • 日本: 志望動機や自己PR欄がフォーマットに含まれる
    • オーストラリア: カバーレター(Cover Letter)と呼ばれる別紙で詳しく伝える

    参考人(Reference)

    • 日本: ほとんど記載しない場合が多い
    • オーストラリア: 前職の上司や同僚などの連絡先か、”References available upon request”と記載する

    見た目のデザイン

    • 日本: シンプルでフォーマル
    • オーストラリア: 個性を発揮できるので見やすさやインパクトが重要

    レジュメの基本構成

    早速レジュメの内容に入りますが、先ほどにも述べた通り、
    デザインやレイアウトなどは自由なので内容の順番も好きなように配置することができます。

    一例として、私が使用しているフォーマットはこんな感じ。
    私はワーキングホリデーなので、一般的なビジネスマンのレジュメと比べると
    かなりシンプルな作りになっています。

    Contact Information (個人の情報)

    • 名前(フルネーム)
    • 電話番号(オーストラリアで有効な番号)
    • メールアドレス
    • 現住所

    Objective (キャリア目標)

    自分が何を目指しているか、どうしてそのポジションで働きたいかを簡潔に書く

    例:
    “I am seeking a position in the farming industry to gain hands-on experience while contributing to the team’s success.”

    “I seek challenging opportunities where I can fully use my skills for the success of the organization.”

    Personal qualities, skill sets& Qualification (自分のスキルや提供できること)

    求められる職種に関連するスキルなどを挙げる

    例:
    ・Support the team and work quickly to solve problems
    ・Ability to work under pressure
    ・Physically fit and adaptable to outdoor conditions

    Work Experience (職歴)

    自分の職歴について最新のものから記載する

    例:
    HARVESTING – Vegetables  :業務カテゴリ
    Fresh Vegetables Inc (QLD, Australia):会社名
    October 2023 – April 2024:働いた期間
    Harvesting, Planting, Weeding, Planting:業務内容

    IMPORT&OPERATION – Beauty products
    Company name (Tokyo, Japan)
    December 2020 – July 2023
    – Import products from overseas
    – Inventory Management
    – Streamlining of operations

    Certification (資格)

    • IELTSなどの得点
    • Driver licence(オーストラリアで使用可能なもの)
    • RSA
    • White card

    Additional Skills

    アピールできるスキルがあれば記載

    • Word, Excel, PowerPoint
    • Photoshop
    • Illustrator
    • HTML&CSS3

    Language

    話せる言語のレベルを記載

    English:Advanced
    Japanese:Native

    Visa

    ビザの種類と期限を記載

    Working Holiday(417):
    Expiry date DD/MM/YYYY

    References(推薦者)

    “Available upon request”(必要に応じて提出します)でOK

    採用されるレジュメの書き方のコツ

    1. 読みやすさを重視
      • フォント:ArialやTimes New Roman
      • サイズ:10~12pt
      • 箇条書きを使って視覚的にわかりやすくする
    2. 仕事に関連する内容を強調
      • ファームジョブ:体力への自信、チームワーク、屋外作業の経験など
      • ホスピタリティ:自分から行動する、人と関わることが好き、臨機応変に動けるなど
    3. 正確な英語を使う
      • スペルや文法ミスがないように書いた後に必ずチェック
        無料のツール(Grammarlyなど)を活用すると便利
    4. 経験が少ない場合はスキルでアピール
      • その業界の経験がなくても、物覚えが早いことや自ら進んで行動できるなど、できることで力になれることを全力でアピール!大袈裟でいい!
    5. 応募先に合わせてカスタマイズ
      • できれば同じレジュメを使い回さず、応募する仕事に合った内容に調整すると直良し

    レジュメの作成ツール

    レジュメを作る際、Wordやメモ帳機能を使うのも一つですが、
    おすすめはCanvaというデザイン制作ツールです。


    無料で使え、テンプレートも豊富なのでカスタマイズも可能です!

    こちらのレジュメもCanvaで作成しました。
    ぜひ参考に作ってみてくださいね!

    いかがでしたか?
    デザインや内容の自由度が高い分、どれだけ自分が応募先にとって必要な人材であるかをアピールできるかが重要になってきます。

    自分ができることに関しては謙虚になりすぎず、
    「私にはこれができます!」と胸を張って伝えましょう!

     

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