オーストラリアで仕事を探すとき、 絶対に必要になるのがレジュメ(Resume)、つまり英語の履歴書です。
日本では市販の履歴書フォーマットに手書きで記入するのが一般的ですが、オーストラリアのレジュメは形式が自由で、日本とは大きく異なるという文化があります。
今回は「英語の履歴書なんてどう書けばいいかわからない!」という方のために、ワーホリ3カ国経験者のわたしなりの基本の構成・採用されやすい書き方のコツ・おすすめの作成ツールまでをまとめてご紹介します!
日本とオーストラリアの履歴書の違い
まずは日本とオーストラリアでの履歴書の大きな違いを把握しておきましょう。
| 項目 | 日本 | オーストラリア |
|---|---|---|
| フォーマット | 市販の決まったフォーマット | 自由な形式で自分で作成 |
| 顔写真 | ほぼ必須 | 基本的につけない |
| 個人情報 | 性別・年齢・国籍・婚姻状況などを記載 | これらは記載しない |
| 学歴・職歴の順番 | 古いものから時系列で | 新しいものから逆時系列で |
| 内容の重点 | 学歴・志望動機・資格 | 職歴・具体的な業務・スキル・成果 |
| ボリューム | 1ページ以内 | 2〜3ページになることもある |
| 自己PR | フォーマット内に記載 | カバーレター(別紙)で伝える |
| 参考人 | ほぼ記載しない | 記載するか “Available upon request” と書く |
| デザイン | シンプル・フォーマル | 個性を発揮OK。見やすさとインパクト重視 |
オーストラリアを含む多くの英語圏の国では、見た目や生い立ちによる差別を防ぐために顔写真や国籍・年齢などの個人情報は記載しないのが一般的です。
「情報を省く=失礼」ではなく、これが文化的なスタンダードです。
レジュメの基本構成
オーストラリアのレジュメに決まったフォーマットはありませんが、以下の項目を押さえておけば十分と思います。
わたしがワーホリで実際に使っているシンプルな構成になっています。

1. Contact Information(個人情報)
- フルネーム
- オーストラリアで有効な電話番号
- メールアドレス
- 現住所(都市名・州名程度でOK)
2. Objective(キャリア目標)
「このポジションでなぜ働きたいか」を2〜3文で簡潔にまとめます。
職種に合わせて変えることがポイントです。
例文(ファームジョブ向け)
“I am seeking a position in the farming industry to gain hands-on experience while contributing to the team’s success.”
例文(汎用)
“I seek challenging opportunities where I can fully use my skills for the success of the organization.”
3. Personal Qualities, Skill Sets & Qualification(スキル・強み)
自分が提供できることを箇条書きで書きます。
できるだけ職種に関連するものを意識して選びましょう。
例:
- Support the team and work quickly to solve problems
- Ability to work under pressure
- Physically fit and adaptable to outdoor conditions
4. Work Experience(職歴)
新しいものから順に記載します。海外の職歴も日本での職歴も同様です。
記載例:
HARVESTING – Vegetables
Fresh Vegetables Inc (QLD, Australia)
October 2023 – April 2024
- Harvesting, Planting, Weeding
IMPORT & OPERATION – Beauty Products
Company Name (Tokyo, Japan)
December 2020 – July 2023
- Import products from overseas
- Inventory management
- Streamlining of operations
業務内容は箇条書きで、できるだけ具体的に書くと伝わりやすいです。
5. Certification(資格)
- IELTSなどの英語スコア
- Driver Licence(オーストラリアで使用可能なもの)
- RSA(アルコール提供の資格)
- White Card(建設現場での安全資格)
取得済みのものだけ記載。ない場合はこの項目を省いてOKです。
6. Additional Skills(その他のスキル)
アピールできるPCスキルやデザインスキルなど。
例: Word / Excel / PowerPoint / Photoshop / Illustrator / HTML & CSS
7. Language(言語)
話せる言語とレベルを記載します。
例:
- English: Advanced
- Japanese: Native
8. Visa(ビザ情報)
ワーホリの場合は必ず記載しましょう。雇用主が採用可否を判断する重要な情報です。
例:
Working Holiday (417) Expiry date: DD/MM/YYYY
9. References(推薦者)
前職の上司や同僚の連絡先を記載するか、以下の一文でOKです。
“References available upon request.”
採用されるレジュメを書くためのコツ
読みやすさを最優先にする
- フォント:ArialやTimes New Romanなどシンプルなもの
- サイズ:10〜12pt
- 箇条書きを活用して視覚的にすっきり見せる
応募先に合わせてカスタマイズする
できれば同じレジュメを使い回さず、応募する職種に合った内容に調整しましょう。
採用担当者は1枚のレジュメをざっと数秒で見るので、「この人はこの仕事に向いてそう」と瞬時に伝わる構成が理想です。
職種別に強調すべきポイント
| 職種 | 強調したいスキル・特徴 |
|---|---|
| ファームジョブ | 体力・チームワーク・屋外作業への適応力 |
| ホスピタリティ | 自発性・コミュニケーション力・臨機応変に動ける |
| オフィス・一般事務 | PCスキル・正確性・マルチタスク能力 |
| キッチン | スピード・清潔感・食品衛生への意識 |
正確な英語で書く
スペルや文法ミスは第一印象を大きく損ないます。
書いた後は必ず見直し、Grammarlyなどの無料ツールを使って確認するのがおすすめです!
経験が少なくてもスキルで全力アピール
「その業界の経験がないから…」と弱気になる必要はありません。物覚えの早さ・前向きな姿勢・体力・チームへの貢献意欲など、経験がなくてもアピールできることを全力で書きましょう。多少大袈裟なくらいでちょうどいいです!
おすすめのレジュメ作成ツール
WordやGoogleドキュメントでも作れますが、わたしのおすすめはCanva(キャンバ)です。
- 無料で使える
- レジュメのテンプレートが豊富
- デザインのカスタマイズが簡単
- PDFで書き出してそのまま送れる
見た目のきれいなレジュメが短時間で作れるので、ぜひ活用してみてください。
まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 写真・個人情報 | つけない・記載しない |
| 職歴の順番 | 新しいものから逆時系列で |
| 重視される内容 | 職歴・スキル・具体的な業務内容 |
| ボリューム | 2〜3ページでもOK |
| カスタマイズ | 応募先に合わせて毎回調整する |
| 作成ツール | Canvaがおすすめ |
最初は難しく感じるかもしれませんが、一度フォーマットを作ってしまえば次からは応募先に合わせて少し調整するだけです。
経験が少なくても、自分の強みを正直かつ前向きに書くことが一番大切です。
いいレジュメが、あなたの仕事ゲットへの第一歩になりますように😊
※本記事の内容は参考情報です。応募先によって求める形式が異なる場合があります。



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