こんにちは、ギリホリカップルのMonicaです。
みなさんはオーストラリアでの通勤や移動に何を使っていますか?
わたしたちが住んでいるタスマニアは交通機関があまり発達していないため、移動の手段は基本的に車一択です。
タスマニアに限らず、オーストラリアでは日本ではとっくに廃車になっているような古い車が普通に走っています。そのため、購入後すぐに故障したというケースも珍しくありません…。
今回はわたしたちが実際に中古車を購入した際のステップと、気をつけたポイントについて詳しくご紹介します!
⚠️ 注意:本記事はタスマニアでの車購入の際に行ったことをメインに記載しています。
州によってルールが異なる場合があるため、お住まいの地域の公式情報を必ず確認してください。
STEP 01 車探しを始める前に条件を決める
まず、車探しを始める前に「どんな車を買うか」の目安をふたりで相談しました。
車の知識がほぼゼロなわたしたちは、ネットの意見を参考にしながら「最悪の場合は壊れても勉強代」という気持ちで以下の条件を設定しました。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 予算 | $3,000程度(高くとも$4,000まで) |
| トランスミッション | オートマティック |
| 年式 | 2000年代以降のもの |
| 車種 | できれば日本車(乗り慣れているため) |
| 走行距離 | 20万km前半(売ることも視野に) |
| REGO(車両登録) | できれば3ヶ月程度の猶予があるもの |
今思えば予算がかなり低めでしたが、とにかく安さを最優先に、カラーは問わず、FordやHyundaiなども候補に入れて探しました。
オーストラリア特有の注意点
実際に車探しを始める前に、オーストラリア独自の車のルールを把握しておくことが大切です。
Registration(REGO)|車両登録
REGOは「REGO(レゴ)」「REGI(レジュ)」とも呼ばれ、強制加入の対人保険が含まれた車両登録のことです。
公道を走るために定期的に更新が必要で、登録にはナンバープレートが使われます。
- 費用:3ヶ月で約$150(最大12ヶ月分まとめて登録可能)
- 確認方法:タスマニア公式サイトでナンバーを入力すると期限を確認できます
このサイトではREGOの期限だけでなく、盗難履歴も確認できるので、気になる車があれば事前にチェックしておきましょう。
Roadworthy Certificate(RWC)|道路安全証明書
RWCは「ロードワーシー」とも呼ばれ、「この車は点検済みで安全に走行できます」と証明するものです。
「Safety Certificate」と呼ばれることもあります。
州によって取得義務が異なります。
| 州 | RWCの要否 |
|---|---|
| タスマニア(TAS) | 不要 |
| 西オーストラリア(WA) | 不要 |
| クイーンズランド(QLD) | 必須(費用約$90) |
| ニューサウスウェールズ(NSW) | 必須(費用約$50) |
| ビクトリア(VIC) | 必須 |
お住まいの州のルールを必ず確認してから購入手続きを進めましょう。
STEP 02 車を探す
気になる車にはとにかくメッセージを送る!
車探しのコツは、気になる車にはすぐにメッセージを送ること。
人気の車種や状態の良い車はすぐに売れてしまいます。
車の交換を希望する出品者もいるため、マッチングするまで根気が必要です。
わたしたちの場合は10台ほどにメッセージを送って、返事があったのは2台でした。
車探しに使えるサイト
Facebook Marketplace
日本ではあまり馴染みがありませんが、オーストラリアでは家探しから車・生活雑貨まで広く活用されているプラットフォームです。
わたしたちが実際に車を購入したのもMarket Placeがきっかけでした。
Gumtree(gumtree.com.au)
オーストラリアで広く使われている地域情報掲示板サイト。
Facebook Marketplaceに比べて価格が少し高めで、状態の良い車が多い印象です。
日系の掲示板サイト
はじめての車購入では、日本語が通じる売り手の方が安心できます。数は少ないですが、日系サイトも選択肢のひとつとして活用できます。
STEP 03 試乗・車両確認

問い合わせに返事をもらったら、実際に試乗して車の状態を確認します。
シェアハウス探しと同様、必ず自分の目で確認することがトラブル回避の基本です。
試乗時の確認ポイント
- ブレーキに問題はないか(踏んだ際の感触・異音のチェック)
- エアコンは正常に作動するか(温風・冷風の両方)
- ライト・ウインカー(インディケーター)は作動するか
- ワイパーは問題なく動くか
- 運転席のシート調整ができるか
- シートベルトが正常に動作するか(※シートベルト違反の罰金は超高額!)
- 排気口から煙や異臭が出ていないか
外観の確認ポイント
- 大きな傷・凹みはないか
- ドアはきちんと閉まるか
- ガラスにヒビはないか
- タイヤの溝は十分あるか(1.5mm以上が目安)
- エンジンオイルの色が濁っていないか
- エンジンルーム内に破損したパイプなどはないか
その他の確認ポイント
・最後にService(車検)をしたのはいつか
オーストラリアにも車検があり、最低でも$200〜$300程度かかります。
証明書を見せてもらえると安心です。
・REGOはいつまで更新されているか
REGOの残存期間が長いほど「もともと乗り続けようとしていた車」であることがわかります。
残期間が長いほど、すぐに追加費用が発生しないのも助かります。
・信頼できるメカニックはいるか
わたしたちは工事関係で働くタスマニア在住の方から購入しましたが、「鍵ならこの人、Serviceならこの人——俺から聞いたと言っていいよ」という感じで、お付き合いのあるメカニックを教えてくれて安心できました!
・なぜ売りに出すのか
「もともと乗り続けるつもりだったけど事情で手放す」という車の方が信頼度が高いです。
理由を確認しておくと安心感が違います。
STEP 04 値引き交渉・購入手続き
値引き交渉は当たり前!遠慮なく
オーストラリアで中古車を個人から買う場合、値引き交渉はほぼ必須の文化です。
売り手も最初から交渉を見越して少し高めに設定しているケースがほとんど。
出品者が「Negotiable(交渉可)」と書いている場合は特に、なぜNegotiableなのかを確認しておくと良いでしょう。
必要書類(Transfer Application)の記入
価格交渉が終わったら、名義変更の書類(Transfer Application)を記入します。基本的に売り手が用意しています。
住所・運転者情報などを記入し、上部(売り手保管分)は売り手が証明書として持参します。買い手側は後述のService Tasmaniaへ持参します。

STEP 05 購入後の手続き(名義変更)
Service Tasmaniaで名義変更を行う
購入後は、最寄りのService Tasmaniaにて名義変更の手続きを行います。
⚠️ 重要:購入後14日以内に名義変更を完了させないとペナルティが発生します。
タスマニアの運転免許証を持っている場合はオンラインでの申請も可能です。
詳しい手続きについてはこちらの記事もあわせてご確認ください。

名義変更時の持ち物
- タスマニアのライセンス(または身分証明書・パスポート)
- 売り手と一緒に記入したTransfer Application
- 免税証明書(該当者のみ)
- 手数料(クレジットカード支払い可)
手数料の計算方法
名義変更時の手数料は、購入価格の3%+$32.04です(2023年時点)。
公式の手数料計算ツールに購入金額を入力するだけで自動計算してくれるので、事前に確認しておきましょう。
実際に購入した車
わたしたちがタスマニアに来て3日目に購入したのは、トヨタ CAMRY(カムリ)のステーションワゴンです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年式 | 2001年 |
| トランスミッション | オートマ |
| 走行距離 | 約21万km |
| REGO残存 | 約10ヶ月 |
| 最後のService | 半年前(新バッテリー搭載済み) |
| 購入価格 | $2,500($3,000から値引き交渉) |
綺麗とは言えませんが「外観は洗えばいいし、内装はDIYで変えていけばいい」と割り切ったのと、カムリはセダンタイプが多い中でなんとこちらはワゴンタイプ!ロードトリップも視野に入れていたのでほぼ即決でした。

今のところ大きな問題なく活躍してくれています!(三年経ってもまだ現役!)
おわりに
決して安い買い物ではありませんが、車があると行動範囲が一気に広がります。
特にタスマニアでは車がないと生活がかなり厳しい…。
中古車なのでいつ壊れるかはわかりません。
ただ、「壊れるときは壊れる」と割り切ることも海外生活には必要な心構えだと思っています。
どうしても不安な方はカーディーラーからの購入も選択肢のひとつ。
予算を伝えやすく、保証がついているのが安心ですが、その分価格は高くなります。
安全運転で、楽しいドライブを🚗✨
※本記事の情報はタスマニア州・2023〜2025年時点のものです。
費用・手続き方法は変更になる場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。



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